脳は否定を理解できない1/2
脳は否定を理解できないとはどういうことでしょうか?
あなたに次のような言葉をかけるとしましょう。
ペンギンを想像しないでください。
でも、あなたの頭にはペンギンが思い浮かんでしまったのではないでしょうか?
脳の処理する順序としては、一度ペンギンを思い浮かべます。
そして次にペンギンのイメージを消します。
これが「想像しないでください」の言葉に対する脳の働きです。
これが「○○しないでね」の行動を示すものであれば、脳は失敗する行動をイメージし
て行動してしまうことがあるので気を付ける必要があります。
もし、想像してほしくないのであれば別の言葉にすればよいのです。
具体的にいうと、指示や行動を肯定的な言葉に変えて伝えます。
このことを実際に実験したお話があるので簡単に説明します。
子供に多めにお茶をいれた湯飲みをいくつかお盆に載せて運んでもらいます。
そのときに2つの言葉をかけました。
①こぼさないように運んでね
②しっかり持って運んでね
結果
①の場合、子供の50%が運んでいるときにお茶をこぼしてしまい、②の場合は
20%しかこぼさなかったとのことでした。
(脳の処理=①はお茶をこぼすイメージを持ったあとに消去②はしっかり持つことをイメージ)
このように脳は否定の言葉であっても行動に移してしまうということがわかります。
肯定的な言葉を使うようにしましょう(*^^*)
次回へ続く
クリックしてもらえるとブログ更新の励みになります💛
よろしくお願いします(^^♪